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ガンダム野郎から生まれたSDキャラクター

以下のコンテンツはパラベウム氏作成、管理人編集のものです。

SDガンダムの黄金時代を支えたロングセラー漫画であるガンダム野郎には、 「プラモ狂四郎」のパーフェクトガンダムシリーズのように無数のオリジナルガンダムが存在する。 ここではそのなかから代表的なものを取り上げていこう。

天地大河あまちたいがスペシャル

ガンダム野郎オリジナルSDの元祖。 武者頑駄無の兜に主人公・天地大河がパテで自作した唐獅子シーサーを乗っけたもの。 今風に言えばパーソナルマークみたいなものである。
隠密頑駄無とコンパチという形でキット化された。
他にも摩亜屈に鷹を乗せたススムスペシャルや仁宇に龍を乗せたヒロシスペシャルというのもあった。

大福将軍の作例

大副将軍

全国大会編終了直後に登場した、いわば天地大河仕様の三代目大将軍。
カードやガシャポンの設定では三代目大将軍と副将軍が合体した姿にされている。 眼帯はなくなったもののトレードマークのシーサーは健在で、 さらに三代目のメインギミックである超鳳凰ハイパーフェニックスへの変形も可能。
ガンダム野郎のオリジナルには珍しく素直な形状で基本的に両キットを二個イチするだけで作れるのだが、 口の形状が異なっておりそこのみスクラッチが必要。 後にBB戦士No.87影荒烈駆主に付属のバトルマスクで簡単に再現できるようになった。

千生せんなり将軍

もはや説明は不用であろう。栄光のBB戦士100番であり、ガンダム野郎の象徴。それが黄金の武者頑駄無、千生将軍である。 デザインモチーフは冬の時代にあったリアル等身ガンダムの中にあって、当時映画公開によって最大の盛り上がりを見せていたF91。 あのヒロイックなF91にザクレロ顔のシャチホコを乗せるという想像を絶する発想で稲妻のごとく現れた武者、それがこの千生将軍だったのである。
前述したデザインの強烈なインパクト、そして漫画本編における最強の敵として登場した「ガンキラー」のパワーを吸収し撃破するという鮮やかなデビュー戦によって千生は瞬く間にオリジナルSDキャラの花形の地位を掴み取った。
その人気は無数のバリエーションを生み、その決定版ともいえる千生大将軍は記念すべきBB戦士100番として発売という快挙まで成し得たのである。 その他のバリエーションの扱いを考えればこれはガンダム野郎オリジナルキャラクターとしてはまさに破格、別格の扱いである。 このように多くの輝かしいエピソードを持つ千生将軍は、レッドウォーリアと並び第一次SDブームのフラグシップ的存在であったといっても過言ではないだろう。

千生将軍バリエーション

レッドウォーリアとバリエーションの作例

レッドウォーリア

「NEO」以降のGジェネにもこっそり登場している元祖「赤いガンダム」。 一応ガンダム野郎から生まれたSDキャラクターに分類したが、実際の初出はもっと古く「プラモ狂四郎」。 狂四郎がスクラッチしたオリジナルガンダム「パーフェクトガンダム」の三番機として登場したのが最初である。
その後原作・作画スタッフが同じガンダム野郎にも、「プラモ狂四郎の弟子」を名乗る少年モデラー・豪多ごうた亜留あるの愛機「3×3サザンクロス」シリーズの一体として登場。 当初は作り手の「遊び」的な要素が大きかったが、その後亜留がライバルから準主人公に格上げされたのに伴いレッドウォーリア自体も多くのバリエーションを生み、それぞれが大活躍。 気がつけばSDオリジナルの看板とも言うべきキャラクターへと成長した。

レッドウォーリアバリエーション

ガンキラー

これまで紹介したSD戦士達が「光」の存在だとすればこいつはその「影」に当たる存在である。 G研に敵対する暗黒SD連合(すごい名前だ…)の首領であるロマ・マイルド(これまたすごい名前…)が全てのSD戦士のデータを分析しその長所を組み合わせて作り上げた最強のSD戦士、それがこのガンキラーである。
名前は「ガンダム・キラー」の略、つまりガンダム殺し。その名にたがわぬ高い戦闘力を持ち、当時作中の強さのバロメーターであったSDスピット指数はなんと1000! 当時の主役格であった三代目大将軍やバーサル騎士が100〜200程度だということを顧慮してもこれは桁違いの数値である。 そのスペックに違わずデビュー戦では主人公大河の大福将軍を完膚なきまでに叩きのめし、 中盤最強キャラの座をほしいままにした。
一応そのあと千生将軍に敗北し無敵時代は早々と幕を閉じるが、ガンキラーの恐怖はそれで終わりではなかった。 恐ろしいことにこいつは「量産」されたのである。しかも殆ど性能が変わらないまま。 この構図は結構ショックで、徒党を組んで襲い掛かってくるガンキラーの群れは当時のボンボン読者に多大なインパクトを与えた。
その後も紆余曲折を経てガンキラーは天地大河の愛機になったり、バサラマンダー誕生に一役買ったりで「大暗黒SD連合編」を象徴するオリジナルSD戦士として大活躍した。

キラーマスター

豪多亜留がガンキラーに対抗するべき作り上げたオリジナルSD戦士。 単体でもSDスピリット指数700とかなり高い性能を持っているが、その真価は分解して千生将軍と合体することで発揮される。 この二体が合体することで最強のSD戦士「ミラクルマスター」が誕生し、ガンキラーへの最強の対抗手段になる。
…ハズだったのだが、キラーマスター完成直前に大河が千生将軍ごと大暗黒SD連合に取り込まれてしまい、ミラクルマスターは幻の戦士となってしまう。 しかしその後大河がガンキラーで復活、それと合体することにより新たなる最強形態「ガンマスター」が完成。 大暗黒SD連合最後の切り札「デラーズ」に敢然と立ち向かうのであった。
と、こう書くと実においしい役割のメカで実際のデザインもかっこいいのだが、この機体には致命的な疑問が一つ存在している。 それはどこからどう見ても千生と合体するようには見えないことである。 ガンキラーへの合体もアーマーパーツを外し本体はそのままバックパックとして背中にくっつくかなり強引なものだったが、千生へも同じ合体を行うのだろうか? だとしたらミスマッチこの上ないかなり不細工な合体になりそうだが… どちらにせよ、ミラクルマスターのデザインが発表されていない以上真相は全て闇の中で ある。



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